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ハウスメーカーは人気で選んで大丈夫?比較サイトを見てみよう

不動産のスタッフ

ハウスメーカーを会社の規模や人気だけで選ぶのは危険なことです。大きな会社が良いものをつくっているとは限らず、人気は一時的なものかもしれません。ハウスメーカーを選ぶ場合は単に会社の大きさや知名度で選ぶのではなく、坪単価や実績も比較してみることが必要です。そのための情報はネットやカタログ請求により集めることが可能となります。

ハウスメーカーの比較サイトには実績や坪単価などの指標が示され、各社の比較ができるようになっています。知名度の高い会社もあれば、初めて名前を聞くような会社もあるのです。その中から一つの会社を選ぶのは結構大変なことです。比較サイトの特徴は大きな会社や知名度の高い会社が掲載されることです。住宅を供給する会社の中でも中堅以上の会社が主に掲載されています。大手のほとんどを含んでいますが、それがすべてではありません。大きな会社でも掲載されないこともあるので、複数のサイトを見る必要があるのです。

ハウスメーカーを選ぶ場合に初めにしなければならないのがカタログ請求です。比較サイトだけでは細かな情報が不足します。その会社が得意とする工法や外観の特徴などを体系的に知るにはカタログ請求が効果的です。サイトで選んだ複数の会社にカタログ請求することで、検討が容易になります。さらに、サイトにもそれぞれに特徴があるので、大きなサイトだけでなく小さなサイトも見てみることが必要です。検討する対象が増えることで、的確な判断ができるようになります。

ハウスメーカーを選ぶ場合に坪単価を比較する方法があります。基本的にグレードが同じ場合は坪単価に大きな違いは生じません。その会社が独自の工法を用いている場合は、その項目で単価は上昇します。免震装置はその部分の価格が全体の単価を引き上げてしまうのです。ハウスメーカーの中にも低価格を売りにするところがあり、他の会社とは単価が異なります。

低価格の住宅を提供する会社は材料の大量買い付けや職人の手配の効率化により単価を下げる工夫をしています。しかし、ほかの会社もその工夫はある程度はやっているので、その部分で大きな差は生じないのです。坪単価の差は仕様の差となって現れます。高級な仕様と用いると価格は高くなり、普通の使用の場合は経済的な価格が提示されるのはどのハウスメーカーでも同じことです。高級な材料は耐久性が良いのが特徴で、メンテナンスの必要頻度が減ります。低価格の建材は防水のやり替えや塗装替えの頻度が増えてくるのです。